アガサ・クリスティーの作品 感想

アガサ・クリスティー

ミス・マープル作品の読む順番・おすすめ作品

ミス・マープル物は長編12作と「火曜クラブ」という短編集があります。(その他いろいろな短編集に散らばって数作品ありますが…)その読む順番やおすすめの作品を紹介します。 マープルもの全作品制覇の際の読む順番 まず読み方の順番ですが、発行順に読...
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ポワロ登場-アガサ・クリスティー 感想

1924年の短編集です。 ポアロとヘイスティングズのコンビが、いろいろな事件にかかわるという展開です。ポアロとヘイスティングズが仲良く、時には喧嘩しながらやっているのが微笑ましいです。 私的ベストは「狩人荘の怪事件」、次点は「グランド・メト...
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スリーピング・マーダー-アガサ・クリスティー 感想

概要 1976年のミス・マープル長編12作中12作目です。ですが、執筆自体は1943年です。この作品はクリスティーが働けなくなった時に備えて夫に残した作品で、クリスティーの死後発表されました。執筆時期としては、マープルもの第三作「動く指」の...
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秘密機関-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1922年のトミー&タペンス長編4作中1作目です。 ロンドンで偶然出会った、トミーとタペンス。二人はともにお金がなかったので、「青年冒険家商会」を作ってお金儲けを始めようと思った矢先に、さっそくエドワード・ウィッティントンな...
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復讐の女神-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1971年のミス・マープル長編12作中11作目です。 かつてともに犯罪を解決したラフィール氏。彼の訃報を、マープルは新聞で知った。しばらくの後、ラフィール氏の弁護士より、彼の遺言の内容をマープルは伝えられる。彼の頼みを聞いて...
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バートラム・ホテルにて-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1965年のミス・マープル長編12作中10作目です。 マープルが気晴らしのためにやってきた、バートラム・ホテル。古き良き英国の面影を残すホテルで、くつろぐマープルだったが、そこに泊まっているエルヴァイラ・ブレイクという若い娘...
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ポケットにライ麦を-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1953年のミス・マープル長編12作中6作目です。 投資信託会社の社長レックス・フォテスキューは、毒を飲まされて死んでしまった。どうやら朝の食事に毒を入れられたようだが、誰がそんなことをしたのだろうか? そしてレックスのポケ...
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火曜クラブ-アガサ・クリスティー 感想

1932年のミス・マープル物の短編集です。 マープルもの長編第1作「牧師館の殺人」は1930年の発表で、そちらの方が出版は早いのですが、「火曜クラブ」の短編が書き始められたのが1927年からなので、マープルものとしては、「火曜クラブ」の方が...
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予告殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1950年のミス・マープル長編12作中4作目です。 地方紙「ギャゼット」の広告欄に「殺人お知らせ申し上げます…リトル・バドックスにて、お知り合いの方のお越しをお待ちします」というものが載せられた。 リトル・パドックスの女主人...
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鏡は横にひび割れて-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1962年のミス・マープル長編12作中8作目です。 女優マリーナ・グレッグのパーティーで、親切なおしゃべりおばさんのヘザー・バドコックがカクテルに入れられた毒を飲んで死んだ。人畜無害そうなおばさんがなぜ殺されたのか? あるい...
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象は忘れない-アガサ・クリスティー 感想

概要 1972年のポアロ長編33作中32作目。発表としては「カーテン」の前になります。ですが、「カーテン」が実際に書かれたのは、第二次世界大戦中の1943年だったそうで、ポアロものとして書かれた作品では、最後に執筆された作品になります。 あ...
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ハロウィーン・パーティ-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1969年のポアロ長編33作中31作目。 ハロウィーン・パーティが終わった時ジョイスという子供が、水の入ったバケツに首を突っ込まれて殺されていた。ジョイスはパーティの準備中に「あたし、前に人殺しをみたことがあるのよ」と、周り...