アガサ・クリスティーの作品 感想

アガサ・クリスティー

第三の女-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1966年のポアロ長編33作中30作目。 実業界の大物アンドリュウ・レスタリックの娘、ノーマがポアロのもとを訪れる。彼女は殺人を犯したような記憶があり、それについて相談しようとした。しかし思い直して相談せずに、ポアロの事務所...
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ヒッコリー・ロードの殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1955年のポアロ長編33作中26作目。 ヒッコリー・ロードにある学生寮で、盗難が次々と起こる。しかしそれらは、片方の夜会靴、安物の腕輪、口紅、聴診器、電球、チョコレート、硼酸の粉末、料理の本などよくわからないものばかり。ポ...
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葬儀を終えて-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1953年のポアロ長編33作中25作目。 リチャード・アバネシーが亡くなり、その葬儀の後、遺言の内容が公開された。その席でリチャードの妹のコーラが「リチャードは殺されたんでしょう?」と無邪気に言い放つ。果たしてリチャードは本...
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死との約束-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1938年のポアロ長編33作中16作目。 エルサレムに家族旅行でやって来たボイントン一家。一見仲良さげに見える家族だが、実はボイントン夫人が家族を精神的に抑圧していた。不穏な空気が流れる中、ペトラでついに事件が起こる…という...
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愛国殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1940年のポアロ長編33作中19作目。 歯の定期健診を終えて、家に帰ったポアロのもとに、先ほど診察を受けた歯医者が、その直後に自殺したという連絡が入る。とても信じられないポアロが調査を開始すると、同じく診断を受けていたギリ...
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オリエント急行の殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1934年のポアロ長編33作中8作目。 カレー行きのオリエント急行の中で、金持ちの紳士ラチェットが何度も刺される形で殺される。列車は大雪のため立ち往生しており、容疑者はその車両に居合わせた人物たちに限定されそうだが、どの人物...
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蒼ざめた馬-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1961年のノンシリーズです。ポアロやマーブルは出てきません。ですが、オリヴァ夫人は出てきます。 ゴーマン神父は、ミセス・デーヴィスから死の間際に懺悔を受ける。そこで耳にした人名をメモして、家に帰る途中で、誰かに撲殺される。...
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ナイルに死す-アガサ・クリスティー 感想

概要 1937年のポアロ長編33作中15作目。クリスティは、この作品の着想を、1933年に夫とともに乗船した蒸気船「スーダン号」のクルーズ旅行から得たと言われています。 あらすじ 大富豪で美女のリネットは、親友ジャクリーンから奪う形で、彼女...
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メソポタミヤの殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1936年のポアロ長編33作中12作目。 考古学者エリックと結婚したルイズは、死んだはずの先夫から脅迫状を受けとり、恐怖におびえ幻影を見るようになる。エリックはルイズを心配して看護婦を雇い、状況が少し落ち着いたと思っていた矢...
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もの言えぬ証人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1937年のポアロ長編33作中14作目。 ポアロのもとにエミリイから一通の手紙が届く。それには彼女が誰かに狙われているのではないか、ということが書かれてある。ポアロが現地に行くと、すでに彼女はなくなっていたが、死因は普通の病...
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無実はさいなむ-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1958年のノンシリーズものです。 資産家レイチェル・アージルが殺されて、養子のジャッコが犯人として捕らえられた事件。ジャッコは獄中で亡くなってしまう。ところが、そのジャッコのアリバイを証明する人物が現れて…という話。 見ど...
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青列車の秘密-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1928年のポアロ長編33作中5作目。 この小説は、クリスティーが1926年に謎の失踪事件を起こした後、精神的に不安定な時期に書かれたもので、すでに発表されていた短編「プリマス行き急行列車」のプロットを長編向けに焼き直したも...