アガサ・クリスティー

牧師館の殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1930年のミス・マープル長編12作中1作目です。 セント・メアリ・ミードの牧師館で、村の判事が射殺されます。犯人と思われる青年が自首したので、万事解決かと思われたが…という話です。 犯人について いかにも怪しい人物こそ怪し...
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死者のあやまち-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1956年のポアロ長編33作中27作目。 田舎屋敷の園遊会で犯人捜しのゲームをしていたら、死体役の少女が本当に殺されていた。さらに屋敷の女主人も失踪して…という話。 登場人物について 登場人物はそれなりに描写されていますが、...
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マギンティ夫人は死んだ-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1952年のポアロ長編33作中24作目。 雑役婦であるマギンティ夫人が自宅で撲殺され、間借人のベントリイが逮捕された。しかしスペンス警部には彼がやったとはどうしても思えず、ポアロに再調査を依頼する…という話。 感想 ある人物...
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満潮に乗って-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1948年のポアロ長編33作中23作目。 百万長者のゴードン・クロードは、亡くなる直前に若い女性のロザリーと結婚し、その遺産を全て彼女に残した。ゴードンの親類たちは、それまでゴードンの庇護のもとにあったため、窮地に陥る。そん...
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ホロー荘の殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1946年のポアロ長編33作中22作目。 アンカテル夫妻に招かれたポアロは、庭にあるプールで、ジョンが倒れているのを発見する。そのそばには、銃を持って立ち尽くす妻のガータがいる。状況的には、ガータがジョンを撃ったと考えられる...
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白昼の悪魔-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1941年のポアロ長編33作中20作目。 ジョリー・ロジャーホテルにバカンスにやってきた、ポアロを含め様々な人たち。そんな中で元女優のアリーナが殺される。犯人はホテルの滞在者の中にいるはず…という話。 登場人物について 登場...
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未完の肖像-アガサ・クリスティー 感想

メアリ・ウエストマコット名義の二作目。シーリアという女性の半生を描いた物語です。 この本の作者であるメアリー(クリスティ)に向けて、ある肖像画家が送った原稿という体裁なのが、ちょっと面白いです。少し距離を置いた冷静な目で見たかったのか、ある...
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愛の旋律-アガサ・クリスティー 感想

ウェストマコット名義の第一作。推理小説ではありません。ヴァーノン・ディアの半生を描いた小説です。 まずプロローグを読んで「???」という感想。ある音楽家が現れたが、その評価が定まらない様子。すごい批評家がでてきて、その音楽家を天才だと評しま...
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杉の柩-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1940年のポアロ長編33作中18作目。 門番の娘メアリイを殺害した容疑で、エリノアは起訴されてしまう。全ての証拠がエリノアにとって不利に働く。エリノアは本当にメアリイを殺していないのか? という話。 みどころ 第一章のエリ...
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ポアロのクリスマス-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1938年のポアロ長編33作中17作目。 クリスマスイブに富豪シメオン・リーが、首を切られて、屋敷の自室に血まみれで発見される。しかもそこは密室状態。当時その館にはクリスマスということで、彼の一族が集まっていて…という話。 ...
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ひらいたトランプ-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1936年のポアロ長編33作中13作目。 いずれも殺人の前歴がある(?)4人が、「ブリッジ」というトランプを使ったゲームをやっています。そのさなかに、彼らを招待したシャイタナが刺殺されます。どうやら、ブリッジの抜け番のときに...
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三幕の殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1934年のポアロ長編33作中9作目。 元俳優のチャールズ・カートライトが主催するパーティーで、牧師のバビントンがマティーニを飲んで死んだ。そして数か月後、医師のバーソロミュー・ストレンジのパーティーで、同じような出席者が集...