ミス・マープル

アガサ・クリスティー

ミス・マープル作品の読む順番・おすすめ作品

ミス・マープル物は長編12作と「火曜クラブ」という短編集があります。(その他いろいろな短編集に散らばって数作品ありますが…)その読む順番やおすすめの作品を紹介します。 マープルもの全作品制覇の際の読む順番 まず読み方の順番ですが、発行順に読...
アガサ・クリスティー

スリーピング・マーダー-アガサ・クリスティー 感想

概要 1976年のミス・マープル長編12作中12作目です。ですが、執筆自体は1943年です。この作品はクリスティーが働けなくなった時に備えて夫に残した作品で、クリスティーの死後発表されました。執筆時期としては、マープルもの第三作「動く指」の...
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復讐の女神-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1971年のミス・マープル長編12作中11作目です。 かつてともに犯罪を解決したラフィール氏。彼の訃報を、マープルは新聞で知った。しばらくの後、ラフィール氏の弁護士より、彼の遺言の内容をマープルは伝えられる。彼の頼みを聞いて...
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ポケットにライ麦を-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1953年のミス・マープル長編12作中6作目です。 投資信託会社の社長レックス・フォテスキューは、毒を飲まされて死んでしまった。どうやら朝の食事に毒を入れられたようだが、誰がそんなことをしたのだろうか? そしてレックスのポケ...
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火曜クラブ-アガサ・クリスティー 感想

1932年のミス・マープル物の短編集です。 マープルもの長編第1作「牧師館の殺人」は1930年の発表で、そちらの方が出版は早いのですが、「火曜クラブ」の短編が書き始められたのが1927年からなので、マープルものとしては、「火曜クラブ」の方が...
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予告殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1950年のミス・マープル長編12作中4作目です。 地方紙「ギャゼット」の広告欄に「殺人お知らせ申し上げます…リトル・バドックスにて、お知り合いの方のお越しをお待ちします」というものが載せられた。 リトル・パドックスの女主人...
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鏡は横にひび割れて-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1962年のミス・マープル長編12作中8作目です。 女優マリーナ・グレッグのパーティーで、親切なおしゃべりおばさんのヘザー・バドコックがカクテルに入れられた毒を飲んで死んだ。人畜無害そうなおばさんがなぜ殺されたのか? あるい...
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パディントン発4時50分-アガサ・クリスティー 感想

概要 1957年作のミス・マープル長編12作中の7作目です。 並走する電車の車窓に殺人の瞬間を見たという、マクギリカディ夫人の話をだれも真剣に取り合わない。それを聞いたミス・マープルが、調査に乗り出す…という話。 人物相関図 「パディントン...
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カリブ海の秘密-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1964年のミス・マープル長編12作中9作目です。 マープルが療養のために来ていたゴールデン・パーム・ホテルに滞在する。そこで、パルグレイヴ少佐はマープルと意味深な会話をした翌日に殺されてしまう…という話。 みどころ クリス...
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魔術の殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1952年のミス・マープル長編12作中5作目です。 旧友のキャリイのもとを訪れたミス・マープル。そんな折、キャリイの夫が妄想癖の少年に襲われるが、なんとか事なきを得た。しかしその事件の裏に、別室で殺人事件が起こっていた…とい...
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動く指-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1943年のミス・マープル長編12作中3作目です。クリスティー自身がお気に入りと言っている作品です。 村の住民たちにあてて、中傷に満ちた匿名の手紙が届けられる。そんな中、名士の夫人が毒をあおって自殺する。いったい何が起こって...
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書斎の死体-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1942年のミス・マープル長編12作中2作目です。 ある朝、バンドリー夫人が起きると、何やら騒がしい。なんと、バンドリー氏の書斎に見知らぬ女性の死体が転がっている。彼女はいったい誰なのか? そしてなぜそんなところで死んでいる...