ポアロ

アガサ・クリスティー

愛国殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1940年のポアロ長編33作中19作目。 歯の定期健診を終えて、家に帰ったポアロのもとに、先ほど診察を受けた歯医者が、その直後に自殺したという連絡が入る。とても信じられないポアロが調査を開始すると、同じく診断を受けていたギリ...
アガサ・クリスティー

オリエント急行の殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1934年のポアロ長編33作中8作目。 カレー行きのオリエント急行の中で、金持ちの紳士ラチェットが何度も刺される形で殺される。列車は大雪のため立ち往生しており、容疑者はその車両に居合わせた人物たちに限定されそうだが、どの人物...
アガサ・クリスティー

ナイルに死す-アガサ・クリスティー 感想

概要 1937年のポアロ長編33作中15作目。クリスティは、この作品の着想を、1933年に夫とともに乗船した蒸気船「スーダン号」のクルーズ旅行から得たと言われています。 あらすじ 大富豪で美女のリネットは、親友ジャクリーンから奪う形で、彼女...
アガサ・クリスティー

メソポタミヤの殺人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1936年のポアロ長編33作中12作目。 考古学者エリックと結婚したルイズは、死んだはずの先夫から脅迫状を受けとり、恐怖におびえ幻影を見るようになる。エリックはルイズを心配して看護婦を雇い、状況が少し落ち着いたと思っていた矢...
アガサ・クリスティー

もの言えぬ証人-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1937年のポアロ長編33作中14作目。 ポアロのもとにエミリイから一通の手紙が届く。それには彼女が誰かに狙われているのではないか、ということが書かれてある。ポアロが現地に行くと、すでに彼女はなくなっていたが、死因は普通の病...
アガサ・クリスティー

青列車の秘密-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1928年のポアロ長編33作中5作目。 この小説は、クリスティーが1926年に謎の失踪事件を起こした後、精神的に不安定な時期に書かれたもので、すでに発表されていた短編「プリマス行き急行列車」のプロットを長編向けに焼き直したも...
アガサ・クリスティー

ビッグ4-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1927年のポアロ長編33作中4作目です。ですが、物語上の時系列でいえば2作目の「ゴルフ場殺人事件」と、3作目の「アクロイド殺し」の間に挟まる形です。 ポアロのもとにボロボロになった男がやってくる。息も絶え絶えにその男は「ビ...
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ABC殺人事件-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1935年のポアロ長編33作中11作目です。 ポアロのもとに A・B・C と名乗る人物から、二十一日のアンドーバーに注意するよう書かれた手紙が送られる。いたずらかと思われたが、実際その日にアンドーバーで A のつく人が殺され...
アガサ・クリスティー

雲をつかむ死-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1935年のポアロ長編33作中10作目。 パリ発クロイドン行きの飛行機の中で、金貸し業を営むマダム・ジゼルが殺された。現場には毒針が落ちており、吹矢筒も機内から見つかった。同乗者たちはみな、マダム・ジゼルとは面識がないと言う...
アガサ・クリスティー

五匹の子豚-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1942年のポアロ長編、33作中21作目。 16年前、画家アミアス・クレイルが毒殺され、犯人として妻のカロリンが挙げられた。彼女はその一年後獄中で亡くなった。彼らの子供のカーラは、母の無実を信じて、事件の再調査をポアロに依頼...
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アクロイド殺し-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1926年のポアロ長編、第三作。 村の名士であるロジャー・アクロイドが刺殺された。彼の亡き妻の連れ子であるラルフが行方不明となり、嫌疑をかけられるが…という話。 感想 あまりの有名作なので、ネタバレする前に読めたら幸運です。...
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死者のあやまち-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1956年のポアロ長編33作中27作目。 田舎屋敷の園遊会で犯人捜しのゲームをしていたら、死体役の少女が本当に殺されていた。さらに屋敷の女主人も失踪して…という話。 登場人物について 登場人物はそれなりに描写されていますが、...