短編集

アガサ・クリスティー

アガサ・クリスティー、「短編集」おすすめ作品

アガサ・クリスティー「短編集」早川書房のクリスティー文庫にある「短編集」は次の14作品です。ポアロ登場(1924)おしどり探偵(1929)謎のクィン氏(1930)火曜クラブ(1932)死の猟犬(1933)リスタデール卿の謎(1934)パーカ...
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マン島の黄金-アガサ・クリスティー 感想

1997年にイギリスで発表された While the Light Lasts and Other Stories に、「クィン氏のティー・セット」「白木蓮の花」「愛犬の死」を加えた、日本独自で編集された計12篇の短編集です。クリスティーのロ...
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ベツレヘムの星-アガサ・クリスティー 感想

1965年の作品。6つの短編と、その間に4つの詩が挟まった形式になっています。聖書に材をとったクリスマスブックで、イエス・キリストや聖母マリア、聖人や天使などが登場します。ミステリー作家として有名なアガサ・クリスティーですが、この本では人間...
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黄色いアイリス-アガサ・クリスティー 感想

概要1939年にアメリカで発行された The Regatta Mystery and Other Stories から、「クリスマス・プディングの冒険」に収録済みの「夢」を除いて「二度目のゴング」を収録した、日本独自で編まれた短編集。ポアロ...
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リスタデール卿の謎-アガサ・クリスティー 感想

1934年にイギリスで刊行されたもので、12作の短編が収録されています。ポアロやマープルといった特定のキャラの作品ではなく、いわゆるノンシリーズの作品です。明るく読後感が良い話が多かった印象です。特に「エドワード・ロビンソンは男なのだ」と「...
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教会で死んだ男-アガサ・クリスティー 感想

日本独自編集の短編集です。ポアロもの11篇、マープルもの1篇、怪奇もの1篇の計13篇。ポアロのものは、ヘイスティングズとのやり取りが面白かったですね。私的には「コーンウォールの毒殺事件」「二重の罪」が面白かったです。特に「二重の罪」はコミカ...
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愛の探偵たち-アガサ・クリスティー 感想

「愛の探偵たち」は、1980年に早川書房より刊行されたアガサ・クリスティの推理小説の中短編集で、表題作の英題はThe Love Detectivesです。底本は1950年に刊行された短編集「Three Blind Mice and Othe...
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死人の鏡-アガサ・クリスティー 感想

1937年の短編集です。ポアロものが4編あります。「厩舎街の殺人」と「死人の鏡」がともに自殺を扱っていて、その結論が違っているのが興味深いです。それぞれの作品に見どころはありましたが、一番面白かったのは「砂に書かれた三角形」ですかね。厩舎街...
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謎のクィン氏-アガサ・クリスティー 感想

概要1930年に出版された短編集で、神秘的な探偵ハーリ・クィンと人生の観察者サタースウェイト氏が登場する12の物語からなります。クィン氏の登場する作品は他に、短編集「愛の探偵たち」の「愛の探偵たち」と、「マン島の黄金」の「クィン氏のティー・...
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クリスマス・プディングの冒険-アガサ・クリスティー 感想

1960年の短編集。ポアロ物が5編とマープル物が1編の計6編です。ポアロもの長編「鳩のなかの猫」とノンシリーズ「蒼ざめた馬」の間に発表されたものです。「はじめに」の章にある、クリスティーの子供時代がとても可愛らしいです。素晴らしいクリスティ...
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ポワロ登場-アガサ・クリスティー 感想

1924年の短編集です。ポアロとヘイスティングズのコンビが、いろいろな事件にかかわるという展開です。ポアロとヘイスティングズが仲良く、時には喧嘩しながらやっているのが微笑ましいです。私的ベストは「狩人荘の怪事件」、次点は「グランド・メトロポ...
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火曜クラブ-アガサ・クリスティー 感想

1932年のミス・マープル物の短編集です。マープルもの長編第1作「牧師館の殺人」は1930年の発表で、そちらの方が出版は早いのですが、「火曜クラブ」の短編が書き始められたのが1927年からなので、マープルものとしては、「火曜クラブ」の方が先...