メアリ・ウェストマコット

アガサ・クリスティー

愛の重さ-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1956年のメアリ・ウェストマコット名義6作中6作目。 両親からの愛を感じられずに育ったローラは、亡き兄の面影を残す妹のシャーリーを妬む。やがてその妬みは彼女の中で大きくなり、妹の死を望むようになる。ローラの満たされない思い...
アガサ・クリスティー

暗い抱擁-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1947年のメアリ・ウェストマコット名義6作中4作目。 元教師のヒュー・ノリーズのもとに、ジョン・ゲイブリエルの使いがやってきた。ゲイブルエルは死にかけており、ヒューに会いたがっているという。しかもその使いが言うには、多くの...
アガサ・クリスティー

娘は娘-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1952年のメアリ・ウェストマコット名義6作中5作目。 若くして夫を亡くしたアン・プレンティスは、一人娘のセアラと仲良く暮らしていた。ある時セアラは三週間の旅行に出かけた。娘がいない間に出会った東洋帰りの実業家、リチャード・...
アガサ・クリスティー

春にして君を離れ-アガサ・クリスティー 感想

概要とあらすじ 1944年のメアリ・ウェストマコット名義6作中3作目。 娘の病気見舞いの帰り、テル・アブ・ハミドで足止めを食らったジョーン・スカダモア。何もない砂漠の地で、彼女はこれまでの幸せだった人生を振り返るのだが、その幸せが本物だった...
アガサ・クリスティー

未完の肖像-アガサ・クリスティー 感想

メアリ・ウエストマコット名義の二作目。シーリアという女性の半生を描いた物語です。 この本の作者であるメアリー(クリスティ)に向けて、ある肖像画家が送った原稿という体裁なのが、ちょっと面白いです。少し距離を置いた冷静な目で見たかったのか、ある...
アガサ・クリスティー

愛の旋律-アガサ・クリスティー 感想

ウェストマコット名義の第一作。推理小説ではありません。ヴァーノン・ディアの半生を描いた小説です。 まずプロローグを読んで「???」という感想。ある音楽家が現れたが、その評価が定まらない様子。すごい批評家がでてきて、その音楽家を天才だと評しま...