アガサ・クリスティー

アガサ・クリスティー

【感想】「邪悪の家」-命を狙われ続けるニック。ポアロは彼女を助けられるのか⁉

概要1932年刊行のポアロ長編33作中6作目。舞台となるセント・ルーは、アガサ・クリスティーの生家があるトーキーを思わせます。ポアロたちが泊まるマジェスティック・ホテルは、実在のインペリアル・ホテル、ニックが住むエンド・ハウスは、ロックエン...
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【感想】「ゴルフ場殺人事件」-ポアロにライバル登場! ヘイスティングズも敵に?

概要1923年のポアロ長編33作中2作目。当時あった訴訟事件をもとに書かれた作品のようです。またこの作品が書かれたとき、夫のアーチボルド・クリスティーがゴルフにはまっていたそうです。結果そのゴルフが離婚の遠因になったようで、その意味でも興味...
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ヘラクレスの冒険-アガサ・クリスティー 感想

ヘラクレスの難事業にちなんだ12の難事件を、ポアロが解決するという短編集です。全体的に軽い話が多いので、楽しく読むことができます。ガチで犯人を突き止めようなんてせずに、ポアロの活躍を楽しむ感じで読むのがいいでしょう。私的ベストは「ディオメー...
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【感想】「スタイルズ荘の怪事件」-デビュー作なのに完成度高過ぎ!

概要1920年のアガサ・クリスティの処女作。ポアロ長編33作中1作目です。1916年にアガサ・クリスティはこの作品を完成させましたが、出版社からは何度も断られました。その存在をクリスティーが忘れかけていた1920年に、ボドリー・ヘッド社から...